単純な脳、複雑な「私」 または、自分を使い回しながら進化した脳をめぐる4つ


20年前に卒業した母校で、著者が後輩の高校生たちに語る、脳科学の「最前線」。切れば血の吹き出る新鮮な情報を手に、脳のダイナミズムに挑む。かつてないほどの知的興奮が沸きあがる、4つの講義を収録。

【目次】 第1章 脳は私のことをホントに理解しているのか(今ここに立っている不思議/意識は私の全部じゃない ほか)/第2章 脳は空から心を眺めている(脳研究って何だろう/「役立つ」以外にも記憶の役割がある ほか)/第3章 脳はゆらいで自由をつくりあげる(少しは脳の気持ちにもならないと/僕らの「心」は環境に散在する ほか)/第4章 脳はノイズから生命を生み出す(脳の「ゆらぎ」は何の役に立っているのだろう/アリはどうやって行列をつくるか? ほか)